車検の費用を抑えるならユーザー車検
車を所有している方であれば誰でも2年に1度やる必要がある車検。
2年に1度とは言え、車検の費用はそこそこ高いので大きな出費になってしまいますよね。
そのため、車検費用を安く抑えたい方にはユーザー車検がおすすめです。
一般的には車検は車屋さんに車を預けて車検をとってもらいますが、
ユーザー車検と言うのは、
あなた自身で自分の車を車検上に持っていき、検査を取ることをいいます。
私も元はそうだったのですが、
「素人に車検なんてできるわけがない」と思っていました。
車の検査と言ってもどこをどのように見たら良いのか
”ずぶの素人”の私には、到底見当がつかなかったので
自分で車検を取るなんて想像すら付きませんでした。
でもユーザー車検は、実際にはとても簡単なものです。
車の検査といっても、自分でエンジンの状態やその他専門的な箇所を
点検するようなものでは全くありません。
車検場に行くと、決められたコースがあり、
指示に従っていくつかの箇所を点検していきます。
ユーザー車検の流れ
ユーザー車検の大まかな流れは、以下の通りです。
▼ステップ1:
コースに入る前に、
係員の指示に従って、ライトやウィンカー、ブレーキランプが
点灯するかのチェックを行います。
▼ステップ2:
コースに入り、
マフラーに専用の測定器のような棒を突っ込み、10秒ほど待っていると
測定終了です。
→車を前に出し、次の工程へと進みます。
▼ステップ3:
次に、ローラーのようなものの上に車を乗せて、アクセルとブレーキの検査をします。
同じく検査と言っても、指示に従ってアクセルとブレーキを交互に踏んだり
サイドブレーキをかけたりするだけです。
→車を前に出し、次の工程へと進みます。
▼ステップ4:
次に、車を上に持ち上げられ、その下に検査員が潜り込んで、タイヤ周りや
車の腹下の部分などをチェックします。
その際、
「ハンドルを右に切ってください、左に切ってください、まっすぐに戻してください」
など指示があるので、
その指示に従ってあなたはハンドルを回すだけです。
▼ステップ5:
これが終わると、車を下へ下げてしてくれるので、
前進して新しい車検証とステッカーを貰って終了です。
ここまでは1つのコースになっていて、
いくつかの項目を行いながらそのコースを出口まで通過するイメージです。
このように決まった流れに沿ってコースを通過するだけなので、
ものの10分程度で検査自体は終わってしまう簡単なものです。
不安な方は、あらかじめ検査員にその旨を伝えると、見学エリアに連れて行かれ
他の人が車検をするためにコースに出ているところを見学させてくれます。
何度か他の人がやっているところを見て、自分も同じようにやればいいだけです。
それでも心配な人は、
「初めてなのでやり方を教えてください」
と検査員に言うと、検査員が一緒に付き添って検査をしてくれます。
車検というと、車屋さんがやるものという印象があるので、
素人が行ってまごつくとまわるに迷惑がかかるのではないか。
と思ってしまいがちですし、私もそう思っていましたが、
近年ではユーザー車検を行う一般人が増えてきており、
検査場で若い一般女性も検査員に付き添ってもらいながら検査をしている姿も伺えます。
本当に何も心配することなく検査をすることができますので
ユーザー車検をご検討の方は、是非一度やってみることをおすすめします。
ユーザー車検を行う場所
ユーザー車検は最寄りの陸運局で行うことができます。
最寄りの陸運局の中にユーザー車検に必要なものが記載されたページや、
スムーズに車検を行うための予約を取る専用ページなどもあります。
まずは、最寄りの陸運局を探してください。
業者に頼むのとユーザー車検とでは、金額に大きな差が生まれます。
私の場合、業者に依頼すると14万円ほどかかる車検代が、
自分で行うことで6万円程度で済ませることができました。
もう1台の車は軽自動車なのですが、
通常、業者に頼むと85000円程度掛かるのですが、
ユーザー車検を行った場合、38000円程度で済ますことができました。
想像以上に簡単で、業者に依頼するのに比べて半分以下の金額で
車検を更新することができるので、
悩まれている方は、ぜひ自信を持って、
ユーザー車検をやってみることをお勧めします。
本当に簡単にできてしまいますよ。