フィリピンいろいろ
私は公私ともにフィリピンにゆかりがあり良く行くので、今回の記事ではフィリピンについて書いてみようと思います。
あなたはフィリピンというとどんなイメージをお持ちでしょうか？近年、格安航空会社や観光ブームなどの影響で、だいぶ身近で楽しい国というイメージが広がりつつあると思いますが、
一昔前ではいわゆる、発展途上国で貧困で危険でというネガティブな印象をお持ちの方も少なくなかったのではないでしょうか？
最近では、フィリピンと言えば、セブ島やボラカイといったビーチリゾートや、マカティという大都市など観光名所も多岐にわたり、日本からも多くの観光客がフィリピンへ行くようになりました。
フィリピンのビーチリゾート
フィリピンで有名なビーチリゾートと言えば、セブ島、ボラカイ、パラワンなどがあげられます。いずれもどこまでも透き通ったエメラルドグリーンのきれいな海と真っ白の砂浜（ホワイトサンド）で最高のロケーションです。海で泳ぎ、フィリピンビールのサンミゲルやレッドホースを飲みながら過ごす時間は極上のひと時です。
どのビーチも良いですが、はじめて行かれる方はセブ島がお勧めです。セブ島は近年語学留学やスキューバダイビング等でも知名度が高く、日本をはじめ世界各国から多くの観光客が訪れていますので、だいぶインフラが整ってきています。
一方、ボラカイやパラワンはセブに比べるとやや知名度は低く、いなかの印象が個人的にはあります。ビーチリゾートを求めて行くのであればどこも申し分ありませんが、やはりある程度インフラが整ったところの方が、例えばネット環境が良かったりと滞在中も生活しやすいです。
フィリピンの大都市マカティ
大都市マカティ。ここはいわゆる日本で言うところの六本木に値する都市になります。フィリピンマニラのニノイアキノ国際空港にほど近いフィリピン一の大都会です。ここには超高層の商業ビルやコンドミニアムが立ち並び、世界各国の様々な高級ブランドのブティックや飲食店など数多くの店が軒を連ねています。フードコートにも現地のハンバーガーショップから高級中華、日本からも例えば富士そばや有名ラーメン店、うどん店、寿司屋、焼肉屋など様々な企業が出店しています。シャングリラホテルをはじめとする高級ホテル、そして高層のコンドミニアムが立ち並び、入居者はフィリピンの芸能人や政財界などの富裕層や、外国人投資家などが居住しています。
マカティはフィリピンの中では他の地域に比べて物価が割高（例えば先日１４名で富士そばに入りましたが、１００００円くらいかかりました）ですが、安全性、食のおいしさ、居心地など、どれをとっても個人的にパーフェクトに近く、日本食大好きで海外の長期滞在が困難な自分にとっても、何日居ても苦にならず、長期滞在にはかなりおすすめなところです。
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マカティにいる人は基本富裕層ですので、治安もよく、日本人が一人でフラフラしていても安心です。しかし、日本の六本木に近い都市なので、六本木を想像していただければわかると思いますが、少なかれ事件はありますので、絶対安心という訳ではありません。従って注意はいつもしておくに越したことはありませんので、念のため記述します。
フィリピンの貧困層
マニラの中でも都市は多数存在しますが、もっとも華やかで安全な大都会はマカティです。その他にも、マニラにはマニラベイ沿いのパサイ地区という所に超大型商業施設（ショッピングモール）SMモール・オブ・アジアというところがあり、モール内では家電量販店から飲食店など、衣食住に関わるほぼすべてのものが手に入り、高級コンドミニアムが多数立ち並ぶ、富裕層が多数居る場所がありますが、あくまでもこのエリアだけであり、それと近接して貧困層が暮らすスラム街があります。
貧困層はマカティや高級モールには近寄りません。泥だらけで汚れた服装や裸足では入れないのです。ですから先ほどマカティは安全だと言ったわけですが、彼らも必死に生きているわけです。
幸い、私はそんな貧困に暮らすスラム街の様子を知っています。わけあってスラム街に暮らす人々と知り合いだからです。富裕層は食材や衣類など、衣食住に関わるものの調達はすべてショッピングモール内で済ませます。その一方で貧困層は、市場や露店や個人商店で調達します。その市場というのも、魚の内臓や豚の解体後の残骸など様々な生ものが足元に転がっていて、強烈な悪臭が漂っていて、べちゃべちゃの地面をサンダルで歩くようなところです。そんな中に無造作に吊るされたハエのたかった生肉を汚れた手の店主がすでで切って切り売りしてくれるのです。
ビールが飲みたかったら近所の家に行って物々交換でぬるいビールと交換してもらったり、風呂はたらいにためた雨水を使います。フィリピンにはそのような危険地帯が数多く存在しますので、注意が必要です。当然前述した市場などに行く際は、アクセサリーや時計など金目のものは一切身に着けられませんし、現金も極わずかしか持っていきません。服装も汚れたものをあえてきていくようにしています。
フィリピン滞在で注意すること
観光でフィリピンに訪れる人が来ることは無いと思いますので問題はないかと思いますが、私が何をお伝えしたいかと言えば、観光地や華やかな都市とスラム街は近接しているので、十分に注意をしてくださいということが言いたいのです。
フィリピンは貧困層が本当に多い国なので、日本での当たり前が通用しません。アクセサリーや高価なものを身に着けて、むやみやたらに滞在先以外の所を探索目的で出かけたりするととても危険です。フィリピンに訪れる際は、現地に詳しい方やガイドを付けて、彼らの指示に従って行動するようにしてくださいね。
悪い人ばかりではありませんし、思いやりがあって心のあたたかい人も沢山いるフィリピンですが、貧困層が多いゆえの危険性があるという事だけは頭に入れておくに越したことはありません。知ることで安全性は増します。
簡潔な作文のようになってしまいましたが、あなたにとって少しでもお役にたてたら幸いです。
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