株を運用するには欠かせない証券会社ですが、証券会社には、ほかにも円預金や外貨預金、年金や保険など、意外と幅広く取り扱っているのを知っていましたか。国内では減少傾向とはいえ250余りの証券会社が存在し、その証券会社にはランキングも存在します。今回は、ランキング(平成25~26年)第2位にランクインした｢大和証券(大和証券グループ本社)｣についてお話しします。
大和証券について
大和証券は、旧大和証券から数えて創業110年を超える老舗の証券会社です。今では、国内の大手証券会社の一角を担い、証券会社ランキングでは2位の実力を持っています。歴史があり、歴史が物語るデータを持ち、そのデータを裏付ける実績は、どこにも負けません。その結果、顧客からは｢信頼性｣と｢安全性｣に定評があります
一方で、その色々な情報はデータも含めて、公に公開されています。大和証券に登録することで、その情報を見ることができますし、口座を開設することで｢日経テレコン21｣も無料で見ることができる様になります。これは顧客にとってはとても有意義なことです。
現在、長い歴史の中で統廃合を繰り返すも業務は拡大し、海外の拠点を含む国内の店舗の強化に、なお力を入れています。そして、個人顧客と法人顧客の両方を扱う会社となったことで、ますます顧客のニーズに近付いています。
また、今でこそ珍しくはありませんが、｢単位株取引｣、｢株式ミニ投資取引｣、｢株価の照会サービス｣などのサービスも大和証券が先駆けておこない、今も商品の多さでは、群を抜いています。
高いプライドを持ち、歴史を重んじながら常に前に進む企業の体制は、証券会社ランキング2位を当然と思わせる活気と、強い前進志向がうかがえます。
大和証券の特徴と商品について
大和証券は、｢独立系証券｣です。
大和証券は、数ある証券会社のどのグループにも入っていないので、様々な経営に関する事項が早く決定でき、また、商品や取引先の企業にも制限されにくいという2つの利点があります。
大和証券の社員は、ずっと長い間証券取引に携わってきたので、個人の専門に対する能力は高いものがあります。銀行と提携していない分、自力で基盤を強くし、顧客の開拓に全力を注ぐ社員一丸の姿勢には、揺るぎない第2位を保つ強い大和証券を映しています。
大和証券は、実店舗重視です。
今や、ネットだけの取引が多い中で、大和証券は店舗での対面取引を重視しています。ネット取引がないわけではありませんが、｢顧客とは、対面する｣という昔ながらの老舗気質から、窓口での対応や電話による応対には大いに期待できますし、初心者には安心感を与えます。
ネット取引を希望する顧客には、手続きの簡単さに定評があります。また、ネットでも窓口でも両方の取引が可能ですから、顧客のその時の都合で取引ができます。
大和証券の女性が働きやすい環境は、圧倒的です。
男女平等が当たり前となった今でも、まだどこかで女性の地位が伸び悩んでいる様に思われていますが、大和証券は違います。大和証券は、男性上位のイメージが強いこの業界で、女性を応援することに重きを置いていることは有名な話です。｢女性役員｣、｢女性管理職｣など、多くの女性が活躍し、その企業姿勢に対し、厚生労働大臣優良賞を与えられています。
大和証券の取り扱う商品は豊富です。
取扱商品が多いことは、顧客に｢選ぶ｣という大きな魅力を与えます。特徴的なのは、少額からの投資が可能な｢るいとう(株式累積投資)｣と｢株式ミニ投資｣です。そして、もう1つの特徴は、ネット取引の中の｢ハッスルレート｣という定額の手数料を支払うことで、1日の定額資産の取引に制限がない｢ダイワ・ダイレクトコース｣というものがあります。このコースは、取引回数が多い個人の顧客には、大変有利ですから資産の運用には一押しです。
※他社より、手数料が高いと言われる大和証券ですが、定額手数料と定額資産で取引制限がないコースを始め、対面にこだわることで、顧客1人1人を心から大切にする姿勢とサービスには、それ以上の価値があることは確実です。
大和証券の口座開設とログイン方法
口座登録について、ほかの色々な会員登録と少し違う点
①反社会的勢力でないことの確約に関する同意を求められます。
証券会社は、顧客が｢反社会勢力｣ではないことを固く約束させられます。これは、｢日本証券業協会規則｣から、証券会社が義務付けられているのです。この様にすることにより、顧客1人1人が安心して、資産運用ができる様になります。
②契約締結前交付書面などに同意したことを認めます。
口座の開設についての契約の内容などが書面となっています。必ず、目を通しましょう。こうすることで、お互いの意向を確認して、確実な取引を安心してできます。
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③上場会社(内部者登録)との関係について確認します。
この項目は、｢インサイダー取引｣につながる可能性について問われています。もし内部者である場合、時々騒がれることがある｢インサイダー取引｣に対しての警戒感を抱いているものですが、これは、顧客の1人1人の不公平感をなくし、気持ち良く資産の運用をしてもらいたいがための対策です。
④大和証券の口座を開設する店を選択します。
顧客の住所に基づいて、複数店選ぶことができます。ネットの取引での口座開設の場合でも、店舗を選ぶことが求められます。顧客が決めた店は、長く取引していく間に確固たる信頼関係を築き、生涯にわたって付き合っていくことができます。
⑤ダイワカードの申し込みのおすすめです。
このカードは、銀行、コンビになど提携されたATMでの入金と出金をすることができます。特に24時間使用できるATMのあるところでは、大変便利に使えますので、おすすめです。
⑥特定口座の開設のおすすめです。
証券会社で株だけを取引するために開設するのを｢特定口座｣といい、普段の生活の中で給与振り込みや公共料金の引き落としなど、必要に応じて開設する口座がを｢一般口座｣といいますが、株などの運用のために証券会社と取引をする場合は、｢特定口座｣がおすすめです。特定口座にすることで、証券会社が顧客に代わって毎年の取引の内容の記録(年間取引書)を作ったり、確定申告の手続きを代わるなど、忙しい顧客の手助けとなりますので、必ず｢特定口座｣を作ることをおすすめします。
⑦｢投資の経験｣、｢予定する取引の種類｣、｢投資の目的｣、｢投資期間｣などを聞かれますが、これは自由回答です。
顧客の情報を伝えることで、その顧客に合った役に立つお知らせなどを提供してくれますので、答えられる範囲で書いてください。
大和証券の口座開設(登録)方法は、「スマートフォン(iPhone)」から、「インターネット(パソコン)」から、「最寄りの店舗」からの3つです。
①スマートフォン(iPhone)：ダイワ・ダイレクトコース専用
いつでもどこでも自由な環境で申し込めます。書類も印鑑も必要がありません。ダイワ証券内の専用アプリをダウンロードしたあと、マイナンバーを登録するだけです。なんといってもこのお手軽さが好評です。申し込んでから、早ければ当日、進んで手続きをすれば1日ほどで｢オンライントレード｣から取引ができる様になります。できるだけ早く取引と運用をしたい顧客に向いています。
②インターネット(パソコン)：ダイワ・ダイレクトコース専用
必要事項を書き込んだあと、自身で書類を印刷して郵送する方法と、印字された書類を待って返送する方法があります。どちらも必要添付書類を同封します。おおよそ3日~1週間で口座の開設ができます。余裕を持って開設したい顧客に向いています。
③最寄りの店舗：ダイワ・ダイレクトコース、ダイワ・コンサルティングコース
来店して対面で手続きをします。必要書類を前以て用意しておくと、1度でスムーズに開設まですすめます。ネット上での手続きに不安がある顧客や、スタッフと対面してやり取りをしながら手続きしたい顧客には、断然、この方法をおすすめします。スムーズに手続きが進めば、即日開設できます。
④パソコンなどやコールセンターなどから、申込用紙を取り寄せて手続きをする方法です。
書類が自宅に届き、必要書類を添付して提出し、口座開設までが一番かかる方法ですが、急がず、ゆっくり型の顧客には大変向いています。口座の開設まで2週間ほどでできます。ダイワ・ダイレクトコースとダイワ・コンサルティングコースのどちらのコースでも申し込めます。
※自分の生活に合った方法で、口座の開設をしてください。開設後は、大和証券の特徴ある満足のいくサービスが受けられます。
ログイン方法
｢オンライントレード｣のログイン画面からログインすることができます。
｢支店コード｣、｢口座番号｣、｢パスワード｣を入れることでログインできる簡単さで、IDは記入の必要ありません。言い換えれば、この3つの管理が最も重要になります。この3つの記憶(登録)や、ログインしたままには決してしない様にお願いします。また、困ったことがあった場合は、コンタクトセンターに問い合わせることにより、親切丁寧に、分かりやすく手助けをしてくれます。
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