格安SIM mineo 他社との比較とお得な活用法

mineo 実際に使ってみてわかったことと感想

mineoを実際に使用する前、他の格安MVNOのSIMカードを契約していました。しかし、ほとんどの格安MVNOはNTTdocomoの通信回線を使用しており、auからの乗り換えだったたため、スマートフォン自体がdocomoの通信方式に対応していないといった問題がありました。そのため、ASUSのSIMフリースマートフォンを購入して使用していましたが、auで使用していた端末が遊休状態になってしまいたました。

そこで、auの通信方式に対応したmineoの3GBのデータ通信専用SIMを契約し、スマートフォンの有効活用を実施しました。その結果、auの通信方式とdocomoの通信方式において、特徴を確認することが出来ました。双方の通信方式で対応する通信エリアが微妙に異なりました。テレビ電波難視聴地域において比較したところ、docomo回線方式が通信エリアがぎりぎりだったのに対し、au回線方式の場合だと電波状態が非常に良好でした。

mineoのauプランおよびdocomoプラン双方を契約し、現在は2枚のSIMを搭載できるSIMフリースマートフォンを使用して、通信エリアの対応を図っています。同じ会社から2つの通信方式が提供され、支払方法や金額の管理が容易になり、非常に良かったと実感しています。

mineo 他社サービス内容との決定的な違い

mineoと他格安MVNOの違いは、やはりau通信方式とdocomo通信方式の双方に対応していることが決定的に異なる点だと考えます。mineoからau通信方式の格安SIMが提供されるまで、auユーザーが安易に格安SIMに契約を変更することが出来ませんでした。スマートフォン本体の使用する電波周波数帯や通信方式の違いにより、格安SIMが対応できず、違約金を払って解約するかSIMフリーまたはdocomo端末の白ロムを購入するしかありませんでした。格安を売りにしているのにも関わらず、初期投資費用が非常に高額になる可能性がありましたが、auプランを提供したことで、ユーザーの選択が広がったものと考えます。

また、格安MVNOでは未だに少ない、スマートフォン端末の割賦購入が可能だという点もあります。特に格安スマホなどで提供されるスマートフォンよりも高性能なスマートフォンが購入可能です。現時点で高性能かつオススメな端末として、ARROWS M02があります。この端末は、最新機種と大きな性能の差も無く、快適に使用可能です。高性能な端末を安価かつ割賦割で購入出来るのは、他社のサービスと異なるものだと思います。

その他、他格安MVNOと異なり、複数回線割または家族割が適用され、月額料金が50円割引になることです。他格安MVNOでも家族割がありますが、主回線は月額基本料金を支払い、副回線に割引が適用されるといったものです。しかし、mineoの場合は主回線にも適用されます。ただでさえ、月額料金の安い上に割引まで適用されるのは、非常に魅力を感じます。

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mineo メリットと知っておきたいお得な活用法

ｍineoのメリットは、auプランの場合においてデータ専用SIMであってもＳＭＳ使用料金が生じないところにあります。他格安MVNOの場合、ＳＭＳの月額使用料金が通常140円掛かります。しかし、mineoのauプランであれば実用的な高速データ通信量である3GBのプランで月額料金900円となります。3GBもあった上、家庭内でWi-Fi環境が整っていた場合、不自由なくメールやインターネット通信が使用可能です。また、SMS認証が必要となるLINEの使用も全く問題ありません。

例えば夫婦2人と子供2人で契約を3GBプランで行ったとします。auプランの場合、1510円×4回線－50円割引×４回線＝5840円となります。docomoプランでも、3GBで月額料金が1600円なので4人で6200円になります。大手キャリアの場合、家族4人で契約した場合、26000～30000円近い月額料金になるので、金額なメリットは非常に大きいです。

また、au通信方式とdocomo通信方式を組み合わせた場合、出張の多いサラリーマンにとっては大きなメリットが生じます。通信方式の異なるSIMカードを2枚使用することで、通信エリアの問題を解決するだけでなく複数回線割を適用して50円割引を適用することも出来ます。

さらに、余ったデータ通信量を翌月に繰り越したり、家族にプレゼントするなど月額料金と高速データ通信のコストパフォーマンスを最大限に引き出すことが可能だと考えます。