今回は、自分自身が興味ある
「セルフイメージ」
について、書きます。
長くなるので、三回に分けて投稿します。
セルフイメージについて。
あなたはセルフイメージというものを知っていますか?
「セルフイメージ」という概念は、
アメリカの形成外科医であるドクターモルツ博士が
研究の末に行き着いた一つの結果であり、
今世紀最大の心理学的発見と言われています。
このセルフイメージというのは、
「自分自身が自分のことをどう思っているか。」
ということを意味します。
つまり、自分自身が思う自分自身の印象です。
・自分は人見知りだから人と接することが苦手だ。
・自分は社交的で話し好きだから、人から好かれるタイプの人間だ。
など、
自分自身が持つ自分自身の印象や
イメージのことをセルフイメージと言います。
■ セルフイメージはいつできるのか
人間は、自分自身の持つ思考や信念などの
ほとんどは、幼少期に作られます。
その時の成功体験や失敗、屈辱、他人や友達、
親などが自分に対して見せた反応などから
『無意識的』に作り上げられていきます。
そして私たちはそれらの経験とデータを基に、
『自分自身』
つまり、
自分自身が思う自分自身のイメージ=セルフイメージ
を心の中で構築するのです。
そして、その価値を疑いもせず、あたかも
「それが自分なんだ」
と信じ、そのイメージの通りに行動をとるようになるのです。
通常、このセルフイメージを意識している人は少ないので、
セルフイメージ自体を確認することはできません。
しかしその一方、セルフイメージがもたらす
自分自身の行動や出来事に対する反応、そして経験などは、
目に見えて感じることができます。
そのために、自分自身の行動や反応や経験などから、
自分は『こういう人間なんだ』
というイメージをさらに強化し、
いつしかそれは自分の中で真実となっていくのです。
次回へ続く。