セルフイメージ その3

■ セルフイメージとプラス思考は全く違う

 

アメリカのある学校の教師がとても興味深い実験をしたことで、

セルフイメージというものが実例となって証明されました。

 

彼が持つ生徒の中で、英語が苦手で毎回赤点を取っていた

ある一人の生徒がいました。

 

彼は、どんなに努力をしても、勉強をしても、

成績が上がらず悩んでいました。

 

 

そんな時に、この教師がセルフイメージを変えるよう

指導した所、英語が苦手だった彼は、翌年には学年

トップクラスにまで上り詰めることができました。

 

 

これは、プラス思考でやりなさい。

 

ということとは、全く別物なのです。

 

 

プラス思考と言うのは、ある種の思い込みなので、

例えばどんなに

 

「自分は話し上手だ」

 

と、強く思い込んだところで、セルフイメージが

 

「自分は口下手だと」

 

思っているので、セルフイメージと一致しないものは除外され、

あなたは話し上手にはなれないのです。

 

 

いかにセルフイメージというものがあなた自信を左右しているか。

 

この根本的な部分を改善しない限り、

『自分』というものを変えることは不可能である。

 

ということを、理解する必要があるのです。

 

 

自分の人生を変えたいのであれば、

先ずはじめに自分自身を変える必要があります。

 

そのためにセルフイメージを変えるということは、

最も重要なことの内の一つになるということです。

 

 

 

■ ポイントのまとめ

 

1 セルフイメージは、自分自身の印象である。

2 セルフイメージは幼少期に得た様々な体験や他人の見せた反応などを基に構築される。

3 今持っているセルフイメージは必ずしも正しいとは限らない。

4 セルフイメージはあなたのすべてを左右し、それに逆らうことは、事実上、不可能である。

5 セルフイメージとプラス思考は全く別物。

 

以上5つになります。

 

 

人間の理解度合いは3段階あります。

 

一つ目は、知ってる。

二つ目は、意識的にできる。

三つ目は、無意識的にできる。

 

これについての説明は割愛しますが、

知っているだけではその知識は殆ど役に立ちません。

 

この文書に限らず、何か情報や知識を自分自身に

吸収したいのであれば、できるだけ何度か読みなおし

復習するとより効果的なので、心がけてみると良いと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

セルフイメージ その2

■ セルフイメージの影響力

 

あなたが日常生活を送る中で、行動、感情、反応、解釈、

立ち振る舞い、あなたの持つ可能性などすべてが、

 

セルフイメージとぴったり一致します。

 

つまり、あなたの心の中にある自分自身のイメージが、

『あなた』という人を作り上げ、あなたはそのイメージに

従って日々行動をしているのです。

 

 

また、自分自身にどんなに制限を掛けても、

どんなに改善しようと努力をしても、

 

そのセルフイメージに逆らった行動はできず、

万が一、出来たとしてもそこに摩擦が生じ、

 

結果として元(セルフイメージ通り)の自分に戻されてしまうのです。

 

 

例えば、

 

あなたが仕事の一環で

人前で話をしなくてはならなかったとします。

 

 

その時、あなたはどう思うでしょうか。

 

「緊張するな」

「間違えたらどうしよう」

「ちゃんとうまく話せるかな」

 

このように思うと思います。

 

 

これらの思考は全てセルフイメージから来ていて、

そういうネガティブなセルフイメージを持っているので、

そのような思考が生まれ、その通りの結果を招き、最終的には

 

「私はやっぱり人前に立つと緊張してうまく話すことができない人間なんだ。」

 

と、あなたは証拠を掴み、そして確信してしまうのです。

 

次回へ続く。

セルフイメージ その1

今回は、自分自身が興味ある

「セルフイメージ」

について、書きます。

長くなるので、三回に分けて投稿します。

 

 

セルフイメージについて。

 

 

あなたはセルフイメージというものを知っていますか?

 

「セルフイメージ」という概念は、

アメリカの形成外科医であるドクターモルツ博士が

研究の末に行き着いた一つの結果であり、

今世紀最大の心理学的発見と言われています。

 

 

このセルフイメージというのは、

 

「自分自身が自分のことをどう思っているか。」

 

ということを意味します。

 

 

つまり、自分自身が思う自分自身の印象です。

 

・自分は人見知りだから人と接することが苦手だ。

・自分は社交的で話し好きだから、人から好かれるタイプの人間だ。

 

など、

 

自分自身が持つ自分自身の印象や

イメージのことをセルフイメージと言います。

 

 

 

■ セルフイメージはいつできるのか

 

人間は、自分自身の持つ思考や信念などの

ほとんどは、幼少期に作られます。

 

その時の成功体験や失敗、屈辱、他人や友達、

親などが自分に対して見せた反応などから

『無意識的』に作り上げられていきます。

 

 

そして私たちはそれらの経験とデータを基に、

 

『自分自身』

 

つまり、

 

自分自身が思う自分自身のイメージ=セルフイメージ

 

を心の中で構築するのです。

 

 

そして、その価値を疑いもせず、あたかも

 

「それが自分なんだ」

 

と信じ、そのイメージの通りに行動をとるようになるのです。

 

 

通常、このセルフイメージを意識している人は少ないので、

セルフイメージ自体を確認することはできません。

 

しかしその一方、セルフイメージがもたらす

自分自身の行動や出来事に対する反応、そして経験などは、

目に見えて感じることができます。

 

そのために、自分自身の行動や反応や経験などから、

 

自分は『こういう人間なんだ』

 

というイメージをさらに強化し、

いつしかそれは自分の中で真実となっていくのです。

 

次回へ続く。

ディズニーランドのいい話

以前、僕のメンターであるジェームススキナーに

ディズニーランドに纏わるある話を聞かせて貰った事があります。

 

その話を聞かされた時は本当に感動して、

涙が止まりませんでした。

 

どんなビジネスにも当てはまり、

人間関係におけるもっとも重要な事ではないかと

僕は思います。

 

「ディズニーランドのいい話」

 

あるご夫婦がレストランを訪れ、

食事のオーダーをしました。

 

「Aセット1つと、Bセット1つ。」

 

ウェイトレスが注文を聞きその場を離れようとしたその時、

夫婦はしばし顔を見合わせ、

 

「それとお子様ランチを1つ頂けますか?」

 

と言いました。

 

ウェイトレスはテーブルを見渡し、

 

「お客様、誠に申し訳ございませんが、

お子様ランチは小学生のお子様までと決まっておりますので、

ご注文は頂けないのですが・・・。」

 

するとそのご夫婦はにっこり微笑んで、

 

「それなら結構です。」

 

と言われたそうです。

 

どうしても気になったウェイトレスは勇気を出して

マニュアルから一歩踏み出し尋ねてみました。

 

「失礼ですが、お子様ランチはどなたが食べられるのですか?」

 

その夫婦はしばらく顔を見合わせ、

沈黙した後、話し出しました。

 

「実は、私どもには以前子供がおりました。

しかし、幼くして亡くなってしまって、

一度もディズニーランドに連れて くることが出来なかったのです。

子供を亡くしてからは、しばらく何もする気力も起きず

ただ呆然と毎日を過ごしていたのですが、

ようやく最近落ちついてきたので・・・

今日は、亡くなった子供の誕生日だったものですから・・・。

親子三人で一日思いきり楽しもうと、

ディズニーランドにお邪魔したのです。

思い出に三人で一緒に食事をしようと思って

お子様ランチを頼んだのですが・・・。

ただ、今日はもう十分に楽しませて頂きましたので・・・。」

 

そう言うと二人はにっこりウェイトレスに微笑みました。

 

ウェイトレスはその場でご夫婦に頭を下げ、

その足でマネージャーに報告に行き、

全てを話しました。

 

聞き終えたマネージャーはすぐさま、

厨房のシェフに向かって

 

「お子様ランチひとつ!」

 

とオーダーをし、ウェイトレスに

 

「お子様用のイスを用意して!」

 

と指示を出しました。

 

その数分後・・・

 

運ばれてきたのは夫婦のオーダーした料理と

『お誕生日おめでとう』のプレートが立ったお子様ランチでした。

 

「お客様、大変お待たせいたしました。

ご注文のお子様ランチをお持ちいたしました。

お子様のイスは、お父さんとお母さんの間でよろしいですか?

では、ゆっくりと食事をお楽しみください。」

 

ウェイトレスはそう言ってその場を去りました。

 

後日、この夫婦から手紙が届いたそうです。

 

「あの日、食事をいただきながら涙が止まりませんでした。

まるで娘が生きているような家族の団らんを味あわせて頂きました。

あのような優しい思い出を頂けるとは、夢にも思いませんでした。

今度はあの子の妹か弟かを連れてきっとまた遊びに行きます。」

 

と。

 

響きますね。

みんなこんな思いやりのある人だったら

世界はもっと平和になるのにね。

 

 

そんな思いを込めて。

明確さは力である

明確さは力である。

 

自分の夢や目標は、明確にすればするほどに

その実現性は高まる。

 

 

一年に一度、年始にその一年間でどんなことを

達成したいのか、目標を書きそれを常に意識しながら

生活をしている。

 

 

例えば、

 

「お金がほしい。」

と思ったとする。

 

しかし、残念ながら、

それだけではその夢は絶対に叶わない。

 

あまりに漠然としているからだ。

 

 

何時、欲しいのか?

いくら、ほしいのか?

なぜ、欲しいのか?

 

これを明確にし、強くそれを意識し続けることで、

その夢を叶えることができる。

 

 

例えば、

 

今年の年末年始に、海外旅行に出掛けるため、

11月までに、200万円をためる。

 

など。

 

 

同じ「お金が欲しい」でも、

いつまでに、いくら、なぜ欲しいのか。

 

目的を明確にすることで、具体的な計画を立てることができ、

再現性が深まる。

 

またそれを、紙に書いて持ち歩くだけで、

潜在意識に自分の目標を落とし込むことができるため、

無意識のうちに自分の夢に向かって行動するように

脳が働くのだ。

 

 

馬鹿馬鹿しいかもしれないが、自分は5年ほど前、

メンターである、ジェームススキナーに教えてもらい

実践しているが、

 

不思議なことに、年始に書いた目標のほとんどは

叶えられている。

 

さすがにこれは無理でしょ!

というような、高いハードルの夢もだ。

 

どんなにこれは無理だろということでも、とにかく紙に書く。

 

たとえそれがその年に叶えることができなかったとしても、

必ず近い将来実現できるほど、すぐそばまで来ていることに

気づくことだろう。

 

 

今年の年始に掲げた自分の目標は、2つを残して、

そのほとんどか現段階で実現させることができた。

 

・海外への家族旅行、

・息子の進学、

・娘がほしい、

・駅から近く、環境が良くて、生活雑貨や食品の調達に

歩いて行けて、きれいで、学校が近くて、治安が良くて、

3LDK+車庫が2台敷地内に有る70㎡以上の大型マンション

に引っ越したい、

・10kg痩せたい、

・オークションを学びたい

・古物商になりたい、

・某有名カード会社のプレミアムカード(入手困難)がほしい、

 

などなどなどなど・・・・・・・・・、

 

これらすべてを年始に叶えたい夢として紙に書いて、

現段階で残り2つを残して、すげて叶えることができた。

 

一人目は長男だったので二人目は女の子が欲しいと

願って、本当に娘が生まれてきてくれたことには、

本当にびっくりした。

 

 

もし叶えたい夢や、実現したい結果を得たいなら、

是非実践してみることをおすすめしたい。